内田ギターリスト

Last Update Monday, May 26, 2014

丹波(たんば)とピッコロギター#001

安田守彦ホーム

内田ギターコレクション

 このページでは内田光広氏が内田ギターとして製作を始めたギターから最新のギターまでを紹介します。

 ボディシェイプについては「内田ギター」のページをご覧下さい。

 C‥カッタウェイ、HLC‥ヒールレスカッタウェイ、HLBC‥ヒールレスバンクカッタウェイ、HLTC‥ヒールレスツイステッドカッタウェイ、HLTBC‥ヒールレスツイステッドバンクカッタウェイ、HL‥ヒールレス(ノンカッタウェイ)

 表板、側・裏板をT, S&Bとして表記。
 Sp‥シトカ・スプルース、Cd‥ツェダー、Ab‥アフリカン・ブラックウッド、Jc‥ハカランダ、Rw‥ローズウッド、Mp‥メイプル、Hk‥ハワイアン・コア、Wt‥ウォルナット、Mh‥マホガニー、Wg‥ウェンゲ、Lw‥レースウッド

 分かっている楽器から書いていきます。また、自分の思い、感想なども追加していきます。Notesには所有者、売りに出ている場合はその情報を掲載します。

 新作が発表されれば追加していきます。



No Serial Model T, S&B Features Notes
1
U Sp & Rw 内田さんがLowden退社後、日本に帰国するまでにLowdenの工場で製作したギター。記念すべき内田ギター第一号、オリジナルUシェイプのオーナーはDr.Kこと、徳武弘文さんです。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 206ページに掲載されています。6弦側が1弦側(つまり逆)に印刷されている]

→内田ギターコレクション

徳武さんの著作、「ぼくらは今もエレキにしびれている」の中で、内田さん、内田ギターコレクションについての記述有り。

徳武 弘文氏
2
U Cd & Mh 1990年作。
内田さんが内田ギターとして製作した唯一のマホガニーボディーのUタイプ。
トップ材には杉、サイドとバック材には規則正しい模様の入ったマホガニーが使われており、内部まで塗装されている。また、トップの力木は架橋構造のXブレイシングである。
マホガニーの音も大好きなので、いつか機会があればマホガニーボディーの内田ギターも手にしたい。
[*このギターの写真は田舎暮らしの本 1992年4月号62ページに掲載されています]

→内田ギターコレクション

M.S氏
3
U 12st Sp & Rw ファッションデザイナー山本耀司さん所有の12弦ギター。非常にユニークな12弦ギターで、特にそのヘッドの仕様に心引かれた。指板には鳥のインレイ。
[*このギターの写真はPlayer 1992年11月号 162ページ(部分)、Player 1994年2月号271ページに掲載されています]
山本 耀司氏
4
U Jazz Cd & Wt 古いジャズギターを思わせる雰囲気を持つ。バインディングがバイオリンのような仕様で、作るのが大変だったと聞いている。ずっとこのバインディングをやっていなかったが、#100で久しぶりに作る。
[*このギターの写真はPlayer 1992年11月号 162ページ(部分)、Player 1994年2月号271ページに掲載されています]
山本 耀司氏
5
UN Sp & Jc 1990年作。
ナイロン弦ギター。エボニーフィンガーボード。ハカランダブリッジ。シャーラーペグ。メイプルバインディング。ヘッドに彫刻あり。
First OwnerはマルチプレーヤーのT.O.氏
6

U-HLC 7st Sp & Mp ベース弦を加えた7弦ギター。ベース弦の指板はフレットレス。フィニッシュは下地がシェラック塗装で最終的にラッカー塗装となっている。バイオリン族を思わせる素晴らしい仕上がりである。最高のメイプル材が使われており、非常に素晴らしい音である。低音も十分に気持ちよく響く。
1から6までのギターは北アイルランドのLowdenの工場で製作された。これら6本にはシリアルナンバーが付いていない。
[*このギターの写真はPlayer 1992年11月号 162ページ、Player The Guitar 6 1993年10月別冊、 Player 2000年11月号 207ページに掲載されています]

7 #9101 U Sp &

8 #9102 U Sp & Rw
S.A氏
9 #9103 U Sp & Rw ボディは木目に濃淡の付いた、美しいローズウッド。スロットヘッド。ヘッド付け板のM.U.マークは最初期のマークが、メイプル材で付けられている。
ナイロン弦。ロゼッタはモザイクの美しい模様。

10 #9201 UN-C Cd & Jc 山本耀司さんのメインギター。弾き倒している感じで表板は削れに削れている。初めてこの写真を見たときにはなんともったいないことか、と思ったが、ここまで弾きこんだら良い音するだろうな、と思えるようになった。ギターはやはり弾きこまないとだめだな。
[*このギターの写真はPlayer 1994年2月号270ページに掲載されています]
山本 耀司氏
11 #9202 U Sp & Rw 当時小売りしていた二店の内の一つ、Guitar Gallery specialとして製作されたもの。Simple is the bestを地でいくギター。 Uは見た目よりも実際には弾きやすいボディシェイプだ。
12 #9203 U-HLC Sp & Rw

13 #9204 U-C Sp & Jc Uのラウンドカッタウェイ(ヒール付きカッタウェイ)。フィンガーボードはエボニーで、ブリッジはハカランダ。ウッドバインディングで、貝は使われていない。シンプルだが美しい仕上がりである。特にバックのハカランダの模様が美しい。ペグは510ゴールド。つまみが内田さん自身が作ったハワイアンコア製。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 200ページに掲載されています]

14 #9205 U Sp & Rw エボニーフィンガーボード、シャーラーチューナー。
アバロンロゼッタ&パーフリング。ヘッド付け板のMUマークもアバロン。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 207ページに掲載されています]

15 #9206 U Sp & Jc 素晴らしい柾目のハカランダを使用している。鳥のインレイは指板とヘッドストックを飾っている。指板のインレイはつながっているが、5、7、9、12フレットが目立つよう工夫されている。
16 #9207



17 #9208 U Sp & Jc 内田ギターでは珍しいヘリンボーン。三日月、星、山のヘッドインレイ。12フレットには葡萄のインレイ(貝と木)。ボディはUとしてあるが、UとUNの中間の寸法。ウェーバリーペグ(クローム)。柾目のハカランダ。
18 #9209 U Sp & Jc フィンガーボードはエボニーで、ブリッジはハカランダ。ウッドバインディングで、貝は使われていない。ヘッド付け板のネームもウッド。サウンドホールリングのハカランダがシックで美しい。また、バックのハカランダの模様が美しい。
3Dヘッド。つまみが内田さん自身が作ったハカランダ製。

19 #9301 C-HLC Sp & Jc ナイロン弦ギターでヒールレスカッタウェイ。
[*このギターの写真はPlayer The Guitar 6 1993年10月別冊に掲載されています]

20 #9302 U Sp & Jc エボニーフィンガーボード、ハカランダブリッジ、シャーラーチューナー。
アバロンロゼッタ。MUのマークは表側でなく、裏側にある。フィンガーボードには葡萄のインレイが美しい。ヘッド付け板のハカランダも優雅。

21 #9303



22 #9304



23 #9305 U Sp & Rw バインディングは白色のPear。ロゼットと表板のバインディングのみ貝が入っている。フィンガーボードにはインレイなしのシンプルな仕上げ。糸巻きはロジャーズを採用している。 M氏
24 #9306 Concept #1 Cd & Jc 内田ギターならではのOne 0ff。一本製作を頑なに守る内田ギターの初期代表作。
ツェダートップにハカランダサイド&バック。小さなサウンドホール。複雑なブリッジ。派手なコアピックガード。7と12フレットにメイプル指板。3Dヘッド。バーズアイメイプルとコアのヘッド付け板。ロジャースペグ。
見た目も変わっているが、内部構造が非常に興味深いモデル。
内田ギターにより興味を持つことになった衝撃のモデル。残念ながら、未だに実物を弾いたことがない。
[*このギターの写真はPlayer The Guitar 6 1993年10月別冊に掲載されています]

25 #9307



26 #9308 Concept #2 Sp & Wt スランテッドフレットを使用した初めてのギター。このスランテッドは6弦が660mm、1弦が650mmの10mm差。ウォルナット側・裏板もなかなか良い。
[*このギターの写真はPlayer The Guitar 6 1993年10月別冊に掲載されています]

27 #9309



28 #9310 N Sp & Jc 山本耀司さんの4本目の内田ギター。
レギュラーサイズで最も小さいサイズNタイプのギター。スランテッドフレット。3Dヘッド。ヘッド付け板はメイプルとコア。ロジャースペグ。Mファクトリーピックアップ付き(マグネットピックアップはサンライズ)。アバロンパーフリング。メイプルバインディング。
[*このギターの写真はPlayer 1994年2月号271ページに掲載されています]
山本 耀司氏
29 #9311



30 #9401 U Sp & Jc スプルーストップにハカランダサイド&バック。マホガニーネック。フィンガーボードアンドブリッジはハカランダ。バインディングはメイプル。内田さん自身が作ったコアボタンの付けられたシャーラーミニ糸巻き。12フレットサイドポジションマークはオパールを配置。
31 #9402 M Cd&Wg ツェダートップ、ウェンゲサイド&バック。マホガニーネック。エボニーフィンガーボード&ブリッジ。ブリッジにはカスタムインレイ。
スロテッドヘッド。ウェーバリーチューナー。
アバロンロゼッタ。ヘリンボーン。メイプルバインディング。

32 #9403 M-HLC Sp & Rw ヒールレスカッタウェイ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 200ページに掲載されています]
佐藤 純氏
33 #9404 U Sp & Jc ロジャースペグ。12フレットに葡萄のインレイ(貝と木)。
34 #9405 U Sp & Jc アバロンバインディング。ウェーバリーペグ。鳥の指板インレイ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 207ページ、アコースティック・ギター・ブック8  56ページに掲載されています]
K.K氏
35 #9406



36 #9407 U Sp & Rw フィンガーボード、ブリッジ、ヘッド付け板はハカランダ。アバロンロゼッタ。メイプルバインディング。ロジャースゴールド3連ペグ。

37 #9408 M-HLC Sp & Jc 徳武弘文さんが注文、所有されていた2本目の内田ギター。Mシェイプ、ヒールレスカッタウェイのナイロン弦仕様。アメリカ製のギルバートペグが使用されている。
#9411のこうせつ氏のギターはこの徳武さんのギターがベースになっている。このギターは現在別の方が所有されている。
[*このギターの写真はGuitar Magazine 1995年3月号 150ページに掲載されています]
S氏
38 #9409 U-C Cd& Wt ツェダートップ、ウォルナットボディ。マホガニーネック。ハカランダフィンガーボード&ブリッジ。ハカランダヘッド付け板。
ロジャースペグ。通常のカッタウェイ。

39 #9410 24st DS HG Sp & Rw 24弦コンサートハープギター。世界でただ一つの仕様。
[*このギターの写真はGuitar Graphic Vol.3、43〜47ページ、 Player 1995年10月号 171、173ページ、アコースティックギターブック 2 3ページ、Player 2000年11月号 200ページ、アコースティック・ギター・ブック8  57ページに掲載されています]
安田 守彦
40 #9411 M-HLC Sp & Jc Mタイプのヒールレスカッタウェイ。
派手なギターが多いこうせつ氏には珍しい非常にシンプルなギター。ポジションマークも木を使用しており、実に美しい仕上がりとなっている。
こうせつ氏は家でこのギターを弾いているらしいが、一度だけテレビでみることができた。残念ながらバンドの音に掻き消されて、ギターの音は聞こえなかったが。
南 こうせつ氏
41 #9412 U-HLC Sp & Rw ネックが2ピースのウォルナット。ヒールレスラウンドカッタウェイ。指板に鳥のインレイ。アバロンのバインディング。スランテッドフレット。
1997年、ブリッジがハカランダに変更。透明ピックガードが付き、ペグはゴトーの510に変更されています。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 200ページに掲載されています]
Y.S氏
42 #9501 U-tiple Cd & Jc 内田ギター唯一のティプル。内田ギターのティプルとbeautifulをかけて、U-tiple(ユーティプル)と名付けた。
ヒールレスカッタウェイで、プレイアビリティも最高。フラットピックで激しく弾き鳴らすので、透明ピックガードを付けてもらった。
ティプルは元来伴奏用の民族楽器であったが、この楽器にいたく気に入った私は精度を上げて製作してもらい、ソロ楽器としてこれを使用している。大好きな楽器だ。
内田さんがミニヨンシリーズを作るきっかけになったギターである。
[*このギターの写真は1995年10月号 173ページ、Player 2000年11月号 201ページ、アコースティック・ギター・ブック8  56ページに掲載されています]
安田 守彦
43 #9502 UM Sp & Jc 6弦ミニヨンギター。カールトンの赤いマンドリンケースに入るように作られた。U-tipleが一切の装飾を廃しているのに対し、このモデルはアバロンをうまく配し、派手ながら実によくまとまったインレイである。ボディーが薄い。これは既に用意されていたケースに入れるために薄くなった。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 207ページに掲載されています]

44 #9503



45 #9504



46 #9505 Mignon 12st Cd & Wt ミニヨン12弦ギター。置き駒仕様。テールピースは金属製ではなく、ローズウッドを使用。ウェーバリーペグ(アイボロイド)。コアピックガード。指板横3、5、7、9、12、15、17のポジションマークには色鮮やかな銘木を配している。
[*このギターの写真は1995年10月号 173、174ページ、アコースティック・ギター・ブック8  56ページに掲載されています]

47 #9506 30st W HG Sp & Rw 30弦ダブルハープギター。6弦の両側に12弦ずつ、ハープ部が付けられている。
[*このギターの写真はPlayer 1995年10月号 172、175ページ、アコースティック・ギター・ブック8  57ページに掲載されています]

48 #9507 U Sp & Jc 指板のポジションマークが鳥のインレイ。アバロンのパーフリング。ウェーバリーペグ(ゴールド)。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 207ページに掲載されています。#9405となっているギターが#9507です]

49 #9508 U-HLC Sp & Jc スランテッドフレット。スロットヘッド。鳥のインレイ。ロジャースペグ。
[*このギターの写真はアコースティックギターブック 2 2ページ、Player 2000年11月号 207ページに掲載されています]
Y氏
50 #9509 M Sp & Rw スロットヘッド。鳥のインレイ。実に美しい。塗装は珍しい鏡面仕上げ。
ヘリンボーントリム、アバロンロゼッタ。エボニー指板、エボニーブリッジ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 208ページに掲載されています]

51 #9510 FN-HL Sp & Jc 内田ギターはそのほとんどを注文をした人のために作られるが、それ以外にアコースティック・ファン・フェア等フェアのために作成される。
この楽器は、内田ギターに興味がある人が内田邸に行っても弾ける内田ギターが無いことから、注文者が注文しやすいように作られたギターである。長い間、内田いづみさんが弾いていたが、このギターを気に入った人に渡った。
何度も弾かしていただいたが、良いギターであった。
ヒールレスネック。ハカランダフィンガーボード&ブリッジ。コアロゼッタ&トリム。Gotoh 510チューナー、エボニーボタン。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 208ページに掲載されています]

52 #9511



53 #9601 B Sp & Jc 内田光広が製作した最初のマンドリン。
削り出しのフラットマンドリンではなく、バンドリンの構造に近い。そのため、通常はBと呼ばれる。24フレット仕様。トップはスプルース。サイド&バックは、ハカランダ。マホガニーネック。ハカランダフィンガーボード。コアバインディング。コアピックガード。
[*このマンドリンの写真はPlayer 2000年11月号 201ページに掲載されています]

54 #9602 U-HLC Sp & 鳥のインレイ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 208ページに掲載されています]

55 #9603 F-HLBC Sp & Hk ジャズギター。ハカランダブリッジ(置き駒タイプ)。エボニーのテールピース、ピックガード。マホガニー&メイプルの3ピースネック。ポジションマークはコアと貝。ロジャースペグ。鏡面仕上げ。
[*このギターの写真はPlayer 1997年2月号 181ページ、2000年11月号 208ページ、アコースティック・ギター・ブック8  56ページに掲載されています]

56 #9604 F Cd & Hk かなり軽い楽器である。貝を使わずに木のみで仕上げられて質素ながら気品のあるギターとなっている。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 201ページに掲載されています]
S氏
57 #9605 BM Hk & ナイロン弦の7弦ギター。ホローボディだが、エレアコとして使うことを前提に製作された。ピックアップはFishmanのMatrixが使われている。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 208ページに掲載されています]

58 #9606 UN-HLC Sp & Jc 優しい、女性的なナイロン弦ギター。ヒールレスカッタウェイ。小さめの手でも弾きやすいように、指板にRがつけてある。口輪はモザイクではなく、すっきりと洗練されたデザインになっている。ロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 201ページに掲載されています]
Hさん
59 #9607 F-HLBC Sp & Jc スランテッドフレット。24フレット仕様(Sunriseタイプのマグネットピックアップを付けないと決めた時点で24フレット仕様にすることにした。ハーモニクスを出す際に非常に便利)。ヒールレスバンクカッタウェイ(これを製作していただいた時点で最もプレイアビリティーの高いカッタウェイを選んだ)。ロジャースペグ(自分にとっては最初で最後のロジャースであろう。大変な贅沢である)。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 204ページに掲載されています]
安田 守彦
60 #9608 FSS Sp & ブリッジの位置を12フレットジョイントと同じ位置に配しながら、ボディ両肩を落とすことで、14フレットジョイントにしているナイロン弦ギター。スプーンカッタウェイ(バーズアイメイプル仕上げ)。サウンドコーンがサウンドホールに向けて音を整流する。アームレスト(バーズアイメイプル仕上げ)が付き、プレイアビリティーが高い。マホガニー&メイプルの3ピースネック。貝と木で鳥の指板ポジションマーク。透明ピックガード付き。
[*このギターの写真はPlayer 1997年2月号 181ページ、1998年8月号 184ページ、Player 2000年11月号 208ページに掲載されています]

61 #9609 FN-HLC Sp & Hk 最高のハワイアン・コアを使用したモデル。ボディ・エッジ部にRを付けることで演奏性を高めている。フィンガーボードのインレイも素晴らしい。ロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 1997年2月号 188、189、192ページ、Player 2000年11月号 196ページに掲載されています]

→内田ギターコレクション

T氏
62 #9610 NO Sp & Wt Nouveau(ヌーボー)。サイドとバックにウォルナットを使用。軽やかな音が特徴。
サウンドコーン。3Dサウンドホール。ヒールレスカッタウェイ。
[*このギターの写真はPlayer 1997年2月号 181ページ、2000年11月号 204ページに掲載されています]

→内田ギターコレクション

S氏
63 #9611 NO Sp & Hk Nouveau(ヌーボー)。サウンドコーン。3Dサウンドホール。ヒールレスカッタウェイ。ウォルナット、コアピックガード。ロジャースシュタウファータイプヘッド。ヘッドに鳥のインレイ。珍しい木も使い鮮やかな仕上げとなっている。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 208ページ、アコースティック・ギター・ブック8  57ページに掲載されています]
Y氏
64 #9612 F-HLBC Sp & Jc #9607をベースに製作したモデル。ヘッドやブリッジ形状を変え、独特の雰囲気を持つギターである。全く同じギターを二本と製作しないのは内田ギターの哲学。一台一台を作品と考えているからだ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 204ページに掲載されています]
S氏
65 #9701 NO Sp & Nouveau(ヌーボー)。サウンドコーン。3Dサウンドホール。ヒールレスカッタウェイ。透明ピックガード。ロジャースシュタウファータイプヘッド。アイリッシュインレイ。ナイロン弦ギター。
[*このギターの写真はPlayer 1998年2月号 201ページ、1998年8月号 183ページ、2000年11月号 208ページに掲載されています]

66 #9702 FN-HLC Sp & Lw ナイロン弦の12弦ギター。極めて珍しい。
レースウッドを側・裏板に使用。3コースの細い弦はリュート弦を使用する。
ロジャースペグ。ロジャースのホームページにこのギターの写真が掲載され、紹介されている。
鉄弦の12弦ギターとは全く異なるサウンド。低音弦もしっかりなるリュートの様だ。日本人には12弦で著名な人がいないがこのような楽器から素晴らしい曲が生まれてきてほしい。
[*このギターの写真はPlayer 1998年8月号 184ページ、2000年11月号 208ページに掲載されています]

67 #9703



68 #9704 Mignon 18st HG Sp & Hk ミニヨン18弦ハープギター。
特にライブに大活躍しているハープギター。1994年に24弦ハープギターを製作していただいて、いくつかの会場で演奏をしたが、可搬性に優れているとは言えないため、「どこにでも持っていける、ストリートでも演奏できる」と言うコンセプトの元、製作された。ギターは4度高い、アルトギターと同じチューニング。その1オクターブ高い音からハープ部は始まり、1オクターブ半の音域を持つ。計4オクターブ半の楽器である。
楽器の容積が小さいため、24弦ハープギターと同じ音程の音であっても、全くキャラクターの異なる音であり、その違いは興味深い。これはこれで全く別の楽器として位置づけられる。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 204ページ、アコースティック・ギター・ブック8  58ページに掲載されています]

→内田ギターコレクション

安田 守彦
69 #9705 NO Sp & Jc Nouveau(ヌーボー)。サウンドコーン。3Dサウンドホール。ヒールレスカッタウェイ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 204ページに掲載されています]
S氏
70 #9706



71 #9707 U-HLC-J Cd & Hk 置き駒タイプのジャズギター。ブリッジはメイプル。オーバルサウンドホール。テールピースに一部金属が使われているが、これは内田さんが加工したもの。
かっこいいギターだ。いつか金銭面、時間面で余裕が出てきたらこのようなタイプのギターも欲しい。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 209ページ、アコースティック・ギター・ブック8  57ページに掲載されています]

→内田ギターコレクション

T氏
72 #9708 K-α Sp, Cd & Jc ナイロン弦ギター。デュアルサウンドボード。24フレットまで楽に弾けるように開発されたエクストリームカッタウェイ。インピーダンスブリッジ。
[*このギターの写真はPlayer 1998年8月号 182ページ、2000年11月号 209ページ、アコースティック・ギター・ブック8  57ページに掲載されています]

73 #9709 UhN Sp & Jc →内田ギターコレクション
74 #9801



75 #9802 FS-HLC Sp & Jc 12フレットジョイント。ヒールレスラウンドカッタウェイ。メイプルバインディング。アバロンパーフリング。指板には鳥のインレイ。ロジャースペグ。
ハカランダの木目が実に美しい。

76 #9803 FS-HLTC Sp & Jc ヒールレスツイステッドカッタウェイ。ほとんどギターの体積を減らすことなく、ハイポジションを弾きやすくしたカッタウェイ。デュアルサウンドボード。
[*このギターの写真はPlayer 1999年6月号201ページ、2000年11月号 209ページ、アコースティック・ギター・ブック8  58ページに掲載されています]

77 #9804



78 #9805 F-HLC Sp & Mp 側・裏板だけでなく、ネックもメイプル。デュアルサウンドボード。ヘッド付け板にかりんを使用。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 204ページに掲載されています]
S氏
79 #9806



80 #9807 FM Sp & Hk Fタイプのミニヨン。
ダブリンで買った金属製テールピースをこの楽器で使用。チューニングの微調整が可能。鏡面仕上げ。ボディ内に魂柱が立ててあり、より裏板を振動させやすい仕様となっている。
[*このギターの写真はPlayer 1999年6月号201ページ、2000年11月号 209ページ、アコースティック・ギター・ブック8  59ページに掲載されています]
與本 勝氏
81 #9808 FN-HL Sp & Jc 貝をふんだんに使用した派手な指板インレイ。アバロンパーフリング。コアのバインディングも高級感を醸し出している。
[*このギターの写真はアコースティック・ギター・ブック8  55ページ、Player 2000年11月号 205ページに掲載されています]

82 #9809 FS-HLTC Sp & ヒールレスツイステッドカッタウェイ。ブラックマザーオブパールロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 209ページに掲載されています]

83 #9810 FSN-HL Sp & Hk Fタイプでは最も小振りのギターだが、しっかりと音は出る。小さめのギターが好きな人にはお勧めの大きさ。
ヘッドストックとエンドピン部に「心理学のルビンの壷」のデザインが施されている。あなたにはこれが何に見えるだろうか。ロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 1999年6月号201ページ、2000年11月号 205ページに掲載されています]

84 #9811 KN Sp & Mp バイオリン族用の最高級メイプル材を使用したナイロン弦ギター。全ての装飾を廃した仕上がりだが、実に美しいギターである。
[*このギターの写真はPlayer 1999年6月号201ページ、2000年11月号 197ページに掲載されています]

→内田ギターコレクション

A氏
85 #9901 FNS-HLTBC Sp & Jc エレベーテッドフィンガーボード。普通のギターとは全く音の出方が異なる。この音は優しい曲に向いていると思う。コアバインディング。ロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 1999年6月号201ページ、203ページ(部分)、2000年11月号 205ページに掲載されています]
I氏
86 #9902 FS-HLTBC Cd, Cd & Hk デュアルサウンドボード(二枚ともツェダー)。第二表甲と裏板の部屋のサウンドホールは表板から覗ける。3Dサウンドホール。ウォルナットピックガード。ロジャースシュタウファータイプペグ。アイルランドをコンセプトとしたデザイン。特にヘッドのインレイは木、貝、珊瑚等が使用され、非常に凝ったものとなっている。
[*このギターの写真はPlayer 1999年6月号201ページ、2000年11月号 202(ヘッド)、205ページに掲載されています]
I氏
87 #9903



88 #9904 FSN-JN Sp & ティアドロップ型オフセットサウンドホール。エクストリームカッタウェイ。独立型サドル。木製テールピース。ナイロン弦の置き駒タイプは極めて珍しい。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 209ページに掲載されています]

89 #9905



90 #9906



91 #9907 KN-HLTBC Sp & ナイロン弦。デュアルサウンドボード。アームレスト。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 209ページに掲載されています]

92 #9908 FS-HLTBC Sp, Cd & Jc ヒールレスツイステッドバンクカッタウェイ。スランテッドフレット。デュアルサウンドボード。第二サウンドホールは左肩の位置に付けた。ほとんど1999年12月に完成していたが、少し2000年にまたがると言う記念すべきギターとなった。
弾く度に音が良くなっていくギターであり、このギターなくしては自分のギター音楽はないと言い切れる。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 205ページに掲載されています]
安田 守彦
93 #001 P Sp & Jc 2000年第一作は、普通のギターの1オクターブ上のチューニングにするピッコロギター。
体積は通常モデルのほぼ1/8。非常に可愛いギターである。Mignonより小さいギターであり、フレット間隔が狭いため、弾きこなすのにかなりの練習が必要だと思われる。
アコースティックファンフェアで注目され、注文も入ったことから、レギュラー品番となる。興味のある方は価格表もご覧になって下さい。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 196ページ、12月号209ページに掲載されています]

94 #002 UM Sp & Ab アフリカン・ブラックウッドを使用したナイロン弦ミニヨン。
ここでの経験が#100に生かされる。Player 11月号では同じオーナーが8本と書いてあるが、実際は6本らしい。そこで内田さんはそのオーナーのために後2本作ることに。。。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 209ページに掲載されています]

95 #003 FShN-HLTBC Sp & Rw フルスケールの12弦ギター。スティールストリングス12弦ギターは3本目になる。
ハイポジションまで弾きやすい、最高のプレイアビリティーを持つ。ヒールレス・ツイステッド・バンク・カッタウェイ仕様。品番のFShNのhが小文字になっているのは、half Narrowの意味で、通常20mm詰めるところを10mmつめる仕様。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 205ページに掲載されています]

96 #004 E Hk & Wt エレアコ仕様。生音はあまり出ない。#007のスピーカーと一緒に使うことを前提に製作されたモデル。SPから出てくる音を聴くと誰もが驚いてしまう。「このギターから出ている音なのか」と。ヘッドレス、スタインバーガーペグ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 195、197ページ、12月号209ページに掲載されています]

97 #005 FS-HLC Sp & ヘッドの中央がくり抜いてあり、ヘッドの軽量とデザイン両面で内田ギターの特徴を為す。ブラックマザーオブパールロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 209ページに掲載されています]

98 #006 FSN-HLTC Sp, Cd & Jc デュアルサウンドボード。アバロン、マザーオブパール、木を使ったユリのインレイが実に素晴らしい。ロジャースペグ。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 196ページに掲載されています]

99 #007 SP Sp & Wg #004のEとペアで使用するために開発されたスピーカーボックス。このアイデアはかなり前からあり、今回Eと組み合わせることで実現した。
アコースティックファンフェアてはかなり話題になっていた。
同じ人が購入されたと思っていたが、別々であった。
側・裏板にウェンゲを使用。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 203ページに掲載されています]
D.M.社
100 #100 FShN-HLTC Sp, Cd & Ab 記念すべき第100本目のギター。内田ギターの総集編とも言うべき渾身の大作。
入手することが極めて困難なアフリカン・ブラックウッドを側・裏板に使用。表板スプルース、第二表甲ツェダー。今までの側板に付けていた第二サウンドホールを表板に付けるという大がかりな仕様。デュアルサウンドボードのフロントポート仕様である。ヘッドにはロジャースのラコートタイプペグ。純銀製のプレートを持ち、ブラックマザーオブパールつまみ。ヒールレスツイステッドカッタウェイ。控えめなアームレスト。ほとんど音に影響を与えることなく、演奏性を高めている。
[*このギターの写真はPlayer 2000年11月号 193、194、201ページ、12月号209ページに、また、Acoustic Guitar Magazine 15 2003年2月27日発行 41ページにカラーで掲載されています]
M氏
101 #101



102 #102
Sp & フィンガーボードに鳥のインレイがほどこされている。[*このギターの写真はAcoustic Guitar Magazine 15 2003年2月27日発行 41ページにカラーで掲載されています]
103 #103 FShN Sp & Rw #100をベースにしたモデル。カッタウェイなしのラウンド仕様。デュアルサウンドボード、サイドポート仕様。貝を使用したポジションマークと表板インレイ。ロジャースペグ。
104 #104 FShN-HLTC Sp & Rw #100をベースにしたモデル。ヒールレスツイステッドカッタウェイ。ウェーバリーゴールド彫刻入りペグ。
105 #105 27 string Terz
Harp Guitar
Sp, Cd & Hk [*このギターの写真はAcoustic Guitar Magazine 15 2003年2月27日発行 41ページにカラーで、151ページにモノクロで掲載されています]

→内田ギターコレクション

安田 守彦
106 #106 FS-HLC Sp & Rw ヒールレスカッタウェイ。メイプル仕様のアームレスト。ロジャースペグ。
107 #107



108 #108 UK Concert Hk & Jc 内田光広初のウクレレ。
#109と共にコアトップ、サイド&バックはハカランダの仕様。非常にリッチな音が特徴。
4弦はLow G。15フレットジョイント。カッタウェイ仕様。

→内田ギターコレクション

M氏
109 #109 UK Soprano Hk & Jc ウクレレ。12フレットジョイント。 M氏
110 #110 UK Concert Hk & Hk ウクレレ。15フレットジョイント。4弦はLow G。
111 #111 UK Soprano Hk & Hk ウクレレ。12フレットジョイント。オールコアモデル。マホガニーネック。フィンガーボードアンドブリッジはハカランダ。バインディングはメイプル。
112 #112 FSN-HLTBC Sp & Mp 2002年2月16日土曜日午前8時35分から9時5分までの30分間、NHK BS2の番組ザ・プロフェッショナルで内田さんの特集番組が放映された。製作工程を録画・放映されたのが、このギターである。
とても良い楽器になっていくだろうと感じた。
セドロネック。ロジャースチューナー。ヘッド付け板もメイプルを使用。

113 #113



114 #114 FS-HLTC Sp & Ab 2002年作。
3Dサウンドホールリング、エボニーフィンガーボード&セドロネック、ハカランダブリッジ、ロジャーズチューナー(つまみはブラックパール)。
14フレットジョイント、20フレット。
ヘッド付け板はブラックウッドで、サップ部分をうまくアレンジし、非常に美しいヘッドになっている。

115 #115 FS-HLTC Cd & Jc ウォルナットナローシェイプネックでとても珍しい。ヒールレス・ツイステッド・カッタウェイ、ウェーバリー・チューナー(USA)、マッキンタイアー P.U. 。

→内田ギターコレクション

N氏
116 #116 FShN Sp & Mp デュアル・サウンドボード、フロントポート仕様。裏板センターにハカランダの仕様。ヒールレス・ツイステッド・バンク・カッタウェイ。ポジションマークインレイとして、紙ヒコーキがうまくデザインされており、とても楽しい雰囲気である。
ギターそのものに付いて語られることが多いし、事実昔はあまりインレイに時間を取られないようにしていたこともあるが、最近は、飽くまで過飾にならないようなこころ配りをしながら、オーナーの希望に添い、実に素晴らしいインレイワークを施している。
M氏
117 #117



118 #118 N-HLTC Cd & Ab いづみさんのために作られたギターだが、アコースティックファンフェアでは大人気だった。いつまでいづみさんがこのギターを弾くことが出来るか。もしもFor Saleとなっていればその場で売れていただろう。尚、この楽器は2004年ブルーリッジを介して販売された。
トップがツェダー、サイド&バックがアフリカンブラックウッドの初めての組み合わせ。
フィンガーボードはエボニー、ブリッジはハカランダ。ロジャースの白蝶貝ボタンが付いたシルバー糸巻き。ノンアジャスタブルのカーボンファイバーロッド。
多くの人がこの楽器を弾いたが、表現力の幅が広く、いろいろな音色を出していた。
[*このギターの写真はAcoustic Guitar Magazine 15 2003年2月27日発行 39、40ページにカラーで掲載されています]

119 #119 FS Hk & Jc センターホールデュアルサウンドボード。トップがハワイアンコア、サイド&バックがハカランダの珍しい組み合わせ。
[*このギターの写真はAcoustic Guitar Magazine 15 2003年2月27日発行 41ページにカラーで掲載されています]

120 #120 N Cd & Hk #118と同じNボディギター。14フレットジョイントで、材料も全然違うので、音はかなり異なる。サイド&バックが鮮やかなハワイアンコア。ネック材にカリンを使用。
フィンガーボード、ブリッジ共にハカランダ。ハカランダヘッド付け板。オープンギアチューナー。
透明ピックガード付き。
かなり軽量である。トップにツェダーが採用されているためか、音もばんばん前に出る。内に留まることなく、前へ出る。実に小気味がよいギターである。

→内田ギターコレクション


121 #121 FS-HLTC Sp, Cd, & Ab ショルダートップデュアルサウンドボード。これはかなり画期的なデザインである。
私は好きであるが、デュアルサウンドボードフロントポートが今ひとつデザイン的に気になる人には打ってつけではあるまいか。
ロジャースペグ。
弾かせて頂いた。120mmの厚さが圧倒的である。通常胴が厚いとレスポンスが悪くなる。ところがこの楽器はデュアルサウンドボード仕様であり、レスポンスは悪くないし、この仕組みのせいで音が非常に複雑である。完成してから少し時間が経過しているが、毎日のように音が変わっているらしい。成長が楽しみなギターである。
W氏
122 #122 FSN-HLTC Sp, Cd, & Ab 正に内田ギターと言える作品である。最近要望の多い、スプルース(第一表甲)、ツェダー(第二表甲)、アフリカンブラックウッド(側・裏板)の組み合わせではあるが、今までの作品とは異なった仕上がりになっている。
ヘッドのデザインが非常に美しい。
アフリカンブラックウッドは木によってかなり差があるが、大体かなり黒い木であり、太陽や強い光に当てると木目が見えることが多い。まだこの材料で作られた楽器は少ないので、評価らしい評価がされていないのが現状である。しかし、大化けする可能性を秘めた材であるのは、アフリカンブラックウッドの楽器を弾かせて頂く度に感じる。
また、この楽器のこだわりはコアに尽きると言って良いが、随所に内田さんのセンスの良さが光る部材配置となっている。
芸術品と言って何ら問題ないと思うが、果たして、「楽器」としてどのように変わっていくかが最大の楽しみである。

123 #123



124 #124 K-HLTC Sp & Jc クラシックギターのボディサイズのナイロン弦ギター。ヒールレスツィステッドカッタウェイ仕様。12フレットに鳥のインレイ。ロジャースの黒蝶貝ボタン糸巻き。
125 #125 K-HLTC Cd & Ab クラシックギターのボディサイズを基本にしてモディファイされた初めてのスティールストリングスモデル。胴厚はオリジナルより5mm深い。ヒールレスツィステッドカッタウェイ仕様。フィンガーボードアンドブリッジはハカランダ。ロジャースの黒蝶貝ボタンが付いたシルバー糸巻き。

→内田ギターコレクション

T.S氏
126 #126 K-HLTC Sp & Ab クラシックギターのボディサイズのナイロン弦ギター。ヒールレスツィステッドカッタウェイ仕様。ネックはウォルナット。ロゼッタがエボニーで作られていて、3D仕様。ロジャースの白蝶貝ボタン糸巻き。
127 #127 P Hk &Wt ピッコロギターのナイロン弦モデル。製作年2004年。
トップ;ハワイアンコア、バック&サイド;ウォルナット、ネック;マホガニー、フィンガーボード&ブリッジ;ハカランダ

→内田ギターコレクション

K.S氏
128 #128 P Hk &Wt トップがハワイアンコア、バックアンドサイドがウォルナットの組み合わせのピッコロギター。フィンガーボードアンドブリッジはハカランダ。パーロイドボタンが付いたシャーラー糸巻き。内田ギターならではの美しいコアバインディングが楽器の美しさを引き立てている。
129 #129



130 #130 UK
通算5本目となるウクレレ。
131 #131 UK Soprano Hk & Hk オールコア。
132 #132 UK Tenor Hk & Hk オールコア。鳥のインレイ。
133 #133
Hk & Ab コアトップ。ブラックウッドサイドアンドバック。
デュアルサウンドボード。

134 #134
Sp & Rw

135 #135
Sp & Jc ナイロン弦ギター。
136 #136
Sp & Ab 2007年の作品としては最後。デュアルサウンドボードではなく、ノーマルなタイプとのこと。
ツイステッドヒールレス。ウォルナットネック。
W氏
137 #137
Sp & Ab メイプルネック。ぶどうのインレイ。
138 #138
Sp & Jc ヒールレスノンカッタウェイ。コアバインディング。鳥のインレイ。
139 #139
Sp & Jc 鳥のインレイ。
140 #140
Sp & Hk ヘッドのシェイプが特徴的。 O氏
141 #141 NO Sp & Jc 2009年作。Nouveau(ヌーボー)。サイドとバックにハカランダを使用。
ヒールレスツイスティッドカッタウェイ+コンター加工。
ヘッドは真ん中に穴が空いたデザイン加工。
ペグはゴトー製。黒蝶貝ボタンが付いた、Uchida Guitar特注糸巻き。
佐藤 純氏
142 #142 KG Sp & Wt

143 #143
Cd & Hk

144 #144 UK 6string
内田ギター初の、6弦ウクレレ。
145 #145



146 #146



147 #147
Hk & Hk オールコア。
デュアルサウンドボード。
ヘッド形状がとてもユニーク。

148 #148  
 
 
 
149 #149  
 
 
 
150 #150  
 
 
 
151 #151  
 
 
 
152 #152  
 
 
 
153 #153 Bouzouki Cd & Jc 2012年3月製作。内田ギター初のブズーキ。4コース8弦。
ウォルナットネック、ハカランダフィンガーボード&ブリッジ。ゴトーステルス糸巻き。表板はラッカーフィニッシュ。それ以外はオイルフィニッシュ。
 A氏
154 #154 P Sp & Jc 普通のギターの1オクターブ上のチューニングにするピッコロギター。
2012年6月製作。マホガニーネック、ハカランダフィンガーボード&ブリッジ。アレッシー(オーストラリア)製糸巻き。ボディ内金箔張り。

155 #155 Mandolin Sp & Mp 2012年製作。久しぶりのマンドリン。
スプルーストップ。メイプルサイド&バック。
メイプルネック、エボニーフィンガーボード&ハカランダブリッジ。ゴトーステルス糸巻き。
 

156 #156
Sp & Jc トップはスプルース。サイド&バックは、ハカランダ。
157 #157 KN-HLTC Cd & Hk ナイロン弦。ヒールレスカッタウェイ。ハワイアンコアネック。ハワイアンコアバインディング(バイオリンエッジ)。レイズド(エレベーテッド)フィンガーボード。ヘッド付け板・フィンガーボードはハカランダ。Sloane糸巻き。
158 #158 B-HLTC Sp & Mp バロックギター。ナイロン弦。630mmスケール。セドロネック。メイプルバインディング(バイオリンエッジ。)ヘッド付け板メイプル+ハカランダ。ゴトー35G501SMTG糸巻き。
159 #159 FSN-HLTC Cd & Ab セドロネック。ロジャース糸巻き(取り付け方が非対称)。アフリカンブラックウッドバインディング。バイオリンエッジ。アームレスト付き。
160 #160 KN-HLTC Cd & Ab ナイロン弦。メイプルネック、エボニーフィンガーボード&ハカランダブリッジ。ロジャース糸巻き。コアバインディング。バイオリンエッジ。カッタウェイ部分の処理が新しい方式。
 

このホームページ上の文章・画像などを無断で転載することを禁止します。

(C) 2000 - 2023 Morihiko Yasuda All rights reserved

安田守彦ホーム